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OpenDialogueColloquium

Author:OpenDialogueColloquium
こんにちは。【オープンダイアローグ研究会OpenDialogueColloquium】です。2000年設立の「ナラティヴ研究会」が前身の研究会で、2014年12月より本名称に変更しました。隔月に一度のペースで周辺分野含めた自由な勉強会を開催しております。学びの輪を広げていこうと本ブログを開設しました。週1の更新を目指して楽しく緩やかに発信して参ります。ご一緒に学び合えましたら幸いです。拙文ではございますが、宜しくお付き合いのほどお願いいたします。十分に対応させていただく時間が無いため、コメント欄は動かしておりません。何卒ご容赦くださいませ。(運営担当:tomo)

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5/21(土)ベイトソンセミナー@名市大病院サクラサイドテラス
5/21(土)ベイトソンセミナー@名市大病院サクラサイドテラス
こんにちは。
オープンダイアローグ研究会です。

久々の更新です。

管理人、季節の切り替わりにパタパタしておりましたら、
うっかり2か月ほど行き過ぎており、失礼しました。(汗


さて、今日は、
当研究会主催者の野村直樹からのお知らせです。

通常の研究会は、ほぼ無料で申し込みの必要もありませんが、
今回は全く違う勉強会ですので、ご承知おきください。

会場のスペースがある程度限られますのと
茶菓子とお席の事前準備が必要ですので、
前もってのお申込みが宜しいかと思われます。

-----------------------------------------------------
第43回 ベイトソンセミナー
@SAKURA SIDE TERRACE (名古屋)
-----------------------------------------------------

◆日 時  2016年5月21日(土曜日) 15時~18時

◆場 所  SAKURA SIDE TERRACE:サクラ サイド テラス
                     (電話052-841-8933)
名古屋市立大学川澄キャンパス西棟1階
      →交通アクセス:地下鉄桜通線 桜山駅③番出口より1分
        /http://www.nagoya-cu.ac.jp/access/sakurayama.html

◆講 師  野村直樹 (名古屋市立大学 人間文化研究科 名誉教授)

◆参加費  一般3,000円  学生2,500円 (飲み物、お菓子付き)

◆内 容  メタローグ「輪郭はなぜあるのか」

G. ベイトソンの『精神の生態学』からメタローグのひとつを取り上げます。
父と娘の会話を通して 輪郭とは何か、
それがコミュニケーションとどのように関係するか、皆さんと考えていきます。
:【ベイトソンセミナーとは

※これまでのセミナーについては、HPをご覧下さい。http://nomuraoffcampus.com/


◆申込方法 

下記をご記入の上
5月17日までにnomura@hum.nagoya-cu.ac.jp宛に
メールでお申込下さい。

①氏名 
②所属 
③メールアドレス 
④テキスト「輪郭はなぜあるのか」の要・不要

※今回のセミナーについてのご質問も申込のアドレスまでどうぞ。       

----------------------

以上です。


と簡単にご説明してきましたが・・・

Q)「ところで、ベイトソン(セミナー)ってなぁに?」

と、お尋ねいただくことは少なくありません。

そこで、拙いなりに管理人なりに
ベイトソンについて思うことを
もにゃもにゃ説明してみたいと思います。


A)「オープンダイアローグ」を可能にした理論的な背景には
 心理療法分野(特に「家族療法」)を中心とした
 幾つかの重要な考え方があると言われています。

 中でも、最も重要な位置を占めるのが、
 グレゴリーベイトソンの「ダブルバインド理論」だとされています。

 なぜなら、正にベイトソンの理論が
 「オープンダイアローグ」の源泉である「家族療法」に影響を与えたことで
 「精神病」の捉え方(定義)が大きく変わったからです。


 それまでは 『精神病(情報の出-入力トラブル)の生成場所』は、
 「個人の内面」にあるという考え方が一般的でした。

 しかし、ベイトソンのダブルバインド理論の考え方は
 そうではなく、

 『精神病(情報の出-入力トラブル)の生成場所』は 

 当人をとりまく人との「関係性」や
 「その相手とのやりとり:メッセージ/コミュニケーション」にもありうると示唆し

 であるならば

 その問題を創り出してしまうような「関係性」の築き方や
 「コミュニケーション」の仕方を変えていくことで 
 問題解消を図れるのではないか、と提案したのです。


 正直なところ、私は、このお話を、何も知らない19歳の時に初めて聞いたので
 ごくごく一般的な生活者としての感覚から
 「ふーん。そんなもんかー。てゆーか、言われてみれば、そうだよねー。」
 としか思わなかったのですが

 後になって勉強を深めていく中で
 こと、長年にわたる専門研究の系譜において
 永らく定説になっている前提を揺るがすということは
 たいへん難しいということを知り、

 彼の提案した新しい視点、新しい切り口、明快な理論は、
 ある意味、この分野にパラダイムシフトを促した
 たいへんにエポックメイキングな事だったのだな、と
 学問や研究の伝統における位置づけと価値を知るようになった次第です。 


 とはいえ、今回のベイトソンセミナーで
 「ダブルバインド」を扱う訳ではありませんので、

 Q)「え?じゃ、このセミナーに来る事に何のメリットがあるの?」 
といった素朴な疑問も湧くかもしれません。

 と勝手に妄想して、
 勝手ながら、もう少し、のそのそ、お話を続けさせてください。


 門前の坊主・・ではありませんが、
 長年、野村からベイトソンの理論についてのお話をお聞きする中で
 管理人が未だに感心しますのは、
 ベイトソンの思考体系の、鮮やかさと秀逸さです。

 理解が深まるほど、理論のエレガントさが分かるようになり、
 彼が如何に博識で、
 型にとらわれない観察眼で本質を観続けようとしたかが
 自ずと推し量られるようになってきた気がします。


 ベイトソンが、たえず読み手に問いかけるのは
 ーWhat do you think? - why?
 -How do you feel? - why?
 みたいなことかもしれないなと、個人的に思います。


 HOW to THINK, HOW to INTERPRET,
HOW to FEEL,HOW to SEE.....

 いつの間にか感覚も思考も停止して
 流れ作業にしてしまっている様々な情報処理を
 ふと立ち止まって、小休止して・・・

 改めて、借り物でない、自分の感覚器で、
 こどものようにとらわれのない眼で、
 丁寧に、ものと向き合う、仕方・・・
 
 そんなものであるかもしれません。

 
 私たちの目の前に「ありありと息づいているもの」を
 いかに観るか、いかに捉えるか、いかに考えるか・・・

 「観る」とは、なにをどうすることか、
 「考える」とはなにをどうすることか・・・

 それぞれ生まれも育ちも違い
 固有の感覚・情報処理方法を持つ、生身の人間だからこそできる、
 特有な情報処理の仕方、
 いわゆる「地頭」の、育み方を教わるようにも思います。


 元々好奇心旺盛で「なぜだろう?」と考えるタイプではありますが
 ベイトソンを知って、私は、「考えること」が以前よりずっと好きになりました。

 ですので、
 「ベイトソンなんて知らないし・・・」なんて方も
 分からないなりにフィーリングでレジュメを読んで
 「自分なりに考えること」の面白さを発見しにいらして頂ければと思います。

 器質的には、目も脳も、自分に備わっているなら
 当然使えていると思いこみがちですが、
 身体を支える筋肉と同じく 
 昔なら平気で駅の階段を駆け上がっていたところなのに
 いつの間にか、辛くて昇れずにエスカレーターしか使えない・・・なんていうように
 脳や目の機能だって、適切に使わなければ、何時の間にか退化してしまいかねません。
 

 「考える」って、とても楽しくて、とてもすてきなこと♪ 
 
 そんな喜びを共有できたら嬉しいです。
 

 今回はご都合が合わない方もいらっしゃるかと思います。
 
 通年、全国のあちらこちらでテーマを変えて
 今後も開催されていくかと思いますので
 また機会を見つけて足を運んでみては如何でしょうか。

 それでは、おめにかかれますこと、たのしみにいたしております。

(事務局:tomo)


※次回のオープンダイアローグ研究会は日程未定・企画準備中です。
  いましばらくお待ちくださいませ♪

※野村直樹先生は、この春より
 「名古屋市立大学 人間文化研究科 名誉教授」に就任しました。
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【2016/04/23 01:09】 | 未分類 |
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